まいぷれ長野の少し役立つコラム
それでは、いよいよ地面づくりを本格的に進めていきます。
作業の進め方は、下から上に作っていくイメージです。底から頂上に向かって作っていく、といってもいいと思います。
上の図は、レイアウトの断面をみた模式図です。コルクボードの上に、目の細かい発泡スチロール(スタイロフォーム)を積み重ねて、地形を作っていきます。もう少し細かく言うと、地表になる面、レールを敷く面、道路や建物を置く面といったレイヤー(階層)ごとに作っていく感じです。
さらに言うと、奥から手前に作りこんでいく、そして、左から右に作っていく(右利きの場合)と作りやすいです。もちろん、こう決まっているわけではなくて、作業の進み具合や段取りなどによって順番を変えることもあります。
上の写真は、いなか側の左のすみです。くり畑と線路の間に高低差をつけたかったので、くり畑になる部分のスタイロフォームを切りとりました。コルクボードの面がくり畑になります。
小布施界隈にこんなふうな場所はたぶんありませんが、あえて高低差をつけたのには理由があります。その訳はまた回を改めてお話ししたいと思います。キーワードは「へり」と「見上げる」です。
そして、スタイロフォームの切断面は、築堤風になるように斜めに削りました。
削るのはフリーハンドです。直角のかどをつぶすように、なめるように削っていきます。
いなか側の右のすみには川を作ります。コルクボードの面を水面にするべく、スタイロフォームを切りこみました。下の部分には、橋の根元が収まるように切り欠きを設けています。ほうぼうに走っている黒い線は、削るところ、残しておくところがわかるようにしておくための補助線です。
はまったヨ♪
川の両岸は、土手や崖をイメージして削っていきました。
次はここに色を塗っていきますが、そうするとだいぶ感じが出てくると思います♪
時に、カレーの大きな具のように大胆に、時に、だいこんの桂むきのように繊細に、スタイロフォームを切ったり削ったりする作業でした。このあとも、まだしばらく切ったり削ったりします。
次は、山とトンネルの製作についてお話ししたいと思います。
デハ!
長野市屋島3300
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