まいぷれ長野の少し役立つコラム
カラッと晴れあがって風も穏やかな日(あー今日は洗濯よく乾くわー、みたいな日)のことを、洗濯日和とか行楽日和などと言ったりしますが、僕の場合は「塗装日和」です♪
プラモデルを作るときと同じように、Nゲージでも、車輌や建物などに色を塗ることがあります。さまざまな専用の塗料がありますし、筆で塗ったり、エアブラシを使ったり、塗り方、技法もいろいろありますので、興味のある方はヤフーでググってみてください(!)
今回は、架線柱やいなか側の駅のホームなどを、缶スプレーを使ってプシューっと塗っていきます。
缶スプレーで塗装する際は、においや汚れの問題から、僕は屋外で作業しています。
そこで天気が関わってくるのですが、湿度が高いと塗料を吹きつけた面がザラザラしてしまうので、〈湿度の低い日=カラッと晴れあがって風も穏やかな日=塗装日和〉となるわけです。この秋は、そんな日になかなかめぐり会えませんでしたね…。
風が強い日は、塗料が散ってしまうのでNGです。風が弱かったとしても、においなどは風下に流れていくので、くれぐれもお隣ご近所の迷惑にならないようにしたいものです。
塗装する前に、割りばしに両面テープを貼って、そこに部品をくっつけます。お手製「パーツホルダー」です。部品は小さいですし、手で直接持ったら、手まで塗っちゃいますからね。
なお、ここに至るまでに、部品を台所用洗剤で洗ってよく乾かしています。脱脂という工程です(詳しくは、ヤフーでググってみてください(!))。
部品から缶スプレーをどのくらい離して吹きつけるかで、仕上りが変わってきます。あまり近すぎると、塗料が付きすぎて「ぼてっ」としてしまうので注意です。
吹きつける時間の長さでも、仕上りは変わります。シュッ、シュッ、くらいでいい場合もあります。こればっかりは経験ですから、ぜひ、からだで覚えてくださいね♪
ちなみに、架線柱は以下のような手順で塗りました。
1〉下側から黒を吹きつける→しばらく乾かす(以下、必ず乾かしてから次の工程に進みます)
2〉塗り残しのないように、角度を変えて吹きつける
3〉さらに違う角度から吹きつける
4〉上側から暗いグレーを吹きつける
5〉上側から、ほぼ全体にかかるように吹きつける(黒は塗りつぶさない)
6〉真上から明るいグレーをやさしく吹きつける
7〉少し角度を変えて、ふんわり吹きつける
8〉ななめ上側から、角度を変えつつ赤茶色をふわっと吹きつける
9〉8を2、3回繰り返す…
「メ、メンドくせー」
「マァマァ、聞いてくだされ…」
下から暗い色を、上から明るい色を塗ると、陰影がよりはっきりするようになるかなと考えたのですが、いかがでしょうか…。こうすると、小さな部品でも存在感が出てくると思うのです。
赤茶色を塗ったのは、鉄の錆びた感じを出したかったからです。でもちょっとイメージと違うなあ…。
スプレーで塗装する際はいっぺんに塗ろうとしないで、うっすら吹きつける→乾かす→うっすら吹きつける→乾かす、と数回に分けて少しずつ塗り重ねていくと、きれいに仕上がると思います♪
このあたりは、僕よりずっと上手な人がたくさんいますから、そのやり方を、ヤフーでどんどんググってみてください(!)
「もともとグレーの部品なのに塗る必要あるんですか? 塗らなくちゃいけないんですか?」
「さあ、そこですよ!」
デハ!
長野市屋島3300
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