まいぷれ長野の少し役立つコラム
まち側といなか側、2つの情景を区切るための背景板は、このレイアウトの出来を左右しかねない、大事な部分かもしれません。
先輩諸兄の作品を見ますと、背景板には薄めのベニヤ板を使うのが一般的なようですが、僕は100円ショップで売っていた「カラーボード」を使うことにしました。ベニヤ板をのこぎりやカッターで切ることに自信がなかったのと、カラーボードのほうがレイアウト全体を軽量化できるだろうと考えたからです。
ちなみに、長野市まいぷれ町レイアウトの背景板も、ずばりこれです。
まち側の背景板はこんな感じです。
カラーボードを2枚つなげて、850mm×200mmの大きさにしています。そして、コピー用紙に空の画像をプリントアウトして、のりで貼り付けました。
当初、アクリル絵の具で青空と雲を描きはじめたら、カラーボードが炙ったスルメのように反り返ってしまいました…。このカラーボードは、ちょっと硬めの発泡スチロールに薄い紙が貼ってあるものですが、おそらく、この薄い紙が絵の具の水分を吸ったことで、反ってしまったんだと思います。
いなか側背景板の画像は、実家近くの橋の上から、小布施・雁田山方向をスマホで撮影したものです。
プリントアウトする際に画像をかなり拡大したため、画質が粗くなってしまいました。でも、かえって遠くの風景のぼんやり感が出たのではないかと…。
「あのー、真ん中に川が流れてますけど…」
「あー、いいんですいいんです」
こうなりますので…。
背景板の手前に、山に見立てたもう一つの背景板を立てることにしました。厚さ20mmのスタイロフォームを、切ったり削ったりして作っています。裾野がない、なんとも薄っぺらい山地です。本来の背景板をしっかり立たせるために、地面と接着する面積をできるだけ広くすることもねらっています。
そして、第10回でお話ししたように、アクリル絵の具で山っぽく塗りました♪ ここもこのあと、情景製作用の緑色のスポンジを使って、木々が茂っているようにしていきます。
近づいてみると、こんな感じです。
いなか側のそのほかの地面も、線路になるところ、畑になるところ、草むらになるところなどを、なんとなく塗り分けました。スタイロフォームの地が露出しないように塗りつぶすのですが、道路や建物で隠れてしまうところは、大ざっぱに塗っています。こうして色がつくと、ちょっと雰囲気が出てきますね♪
早く、草地や砂地を表現するための粉をまいたり、芝生風のシートを貼ったりして、地面を作り込んでいきたいです!
ところが、もうしばらく、地味で地道な作業が続きます…。
デハ!
長野市屋島3300
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