まいぷれ長野の少し役立つコラム
「俺にも何かできるんじゃないか?」「私のこの技術って仕事にならない?」
たくさんの新規創業希望者が私どもの施設へ相談に訪れます。
「会社ってすぐ作れますか?」この問いに私は「すぐに出来ますよ!」とお答えします。
だって書類さえそろえば関係機関に提出するだけで会社は簡単に作れます(笑)。
実際には様々な手続きや準備は必要ですが、会社だけならあっけなく作れてしまうのです。
でも会社は作ることが目的ではないはず。その仕事で周りの方々のお役に立ち、そして生計を立てていく必要があるからです。
そう、会社を設立し、お客様にサービスを提供していく以上、継続していく必要があると私は思います(引き際も肝心ですが…)。
ある機関の調査によれば「創業の最も重要な動機」として挙げられるベスト3は・・・
1.収入を増やしたかった(18%)
2.自由に仕事がしたかった(17%)
3.仕事の経験・知識・資格を活かしたかった(15.9%)
その他には「事業経営という仕事に興味があった」「自分の技術やアイデアを具体化したかった」などが動機になっているようです。
「お金を稼ぎたい」「思い通りの仕事がしたい」という気持ちが創業への後押しをする傾向があるようですね。
今までたくさんの創業者の方(という私も10年前にサラリーマンを辞めて創業したわけですが)とお話しする中で、事前に少しだけでも考えておいた方が良いかなと思う3つのポイントをご紹介します。
よく「東京では流行っているビジネスなので長野でもきっと流行るはず」とフランチャイズ(以下、FC)展開をされている企業のビジネスモデルをご説明いただくことがあります。
それ自体はしっかりしたプランになっているし、もちろん成功なさっている方がいるからこそ全国的にFC展開をしているのだと思います。
しかしながら、やっぱりここは長野なんですよね。首都圏とは絶対的に足元人口が違うし、生活スタイルも違うのです。
だからダメ!と言っているのではなく、そのFCノウハウを長野に合ったビジネススタイルに再構築した方が良いこともあります。
特にFCの場合は、地域にあったカスタマイズをどれだけやって良いのかも選択のひとつにしてみてくださいね。
これを私は必ず聞きます。
自分のノウハウや技術を生業にすることは良いことだと思うのですが、その商品やサービスを買ってくれる人がいるからこそ、商売は成り立ちます。
どんなに素晴らしいビジネスプランを立てても、お客様がいなければそれは絵に書いた餅にすぎません。
具体的にどんなお客様がこの商品・サービスを欲しているのか?を、よりリアルにイメージしてみてください。
30代ぐらいのサラリーマンで、会社まで車通勤、残業はほどほどで、土日はお休み。家族は小学生と幼稚園の子供、奥様とアパートで暮らしている方で、近々マイホームを持ちたいと考えている人
こういう人って、商圏にどれくらいいますかね?お客様像がリアルになればなるほど、商品やサービスが固まってきます。
創業希望の方って、ある意味、天才が多いんですよね。その方の頭の中にはしっかりとしたプランがあるとしても、言葉にできないというか・・・時折、頭にUSBを刺してアウトプットできれば明確になると思うことがあります。
そのたびにこの方と深く、長く付き合えばきっと理解ができるし、私にもっと経験があれば・・・と自責の念にかられるのですが、これから不特定多数の方に理解と協力を得ていくためには、良い悪いは別にして、ある程度「伝える技術」も磨いていく必要があると感じます。
資金調達の時などに「創業計画書」なる事業概要の提出を求められることがあります。その時のためにも、紙ベースに落としてみることも必要ですし、苦手な方は手書きでもいいのでチラシを作ってみるのもひとつですね。
新規創業は確かに夢のあること。だからこそ夢を現実にするために、未来と現実をしっかりと見据え、主観と客観のバランスを取りながら、着実に階段を上って欲しいと思います。
最後に私どもが手掛けている「実践起業塾」での担当講師の一言を。
創業は旅を始めること
経営は旅を続けること
長野市南県町688-2 長野県連合婦人会館2階(事務局)
[ こども食堂(中高生・若者対象) ]
子どもも大人も思わずニコッ! 食事には不思議な力があるんです
長野市柳町1-2 小池ビル2階
[ 就職支援・創業支援/フリースペース・イベントスペース ]
長野市で就職・創業したい人が集まるコミュニティスペース
長野市大字鶴賀上千歳町1413-2
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長野市吉田1-17-27
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