まいぷれ長野の少し役立つコラム
助産師という職業柄、マタニティーセミナーなどで育児グッズについて聞かれることがよくあります。
確かにマタニティー雑誌やインターネットには育児グッズがたくさん載っています。
『こんなに揃える必要があるのかなぁ』と思ってしまっても仕方ないぐらいたくさんありますよね。
ということで今回は育児グッズについて、専門家の立場から検証してみたいと思います。
赤ちゃんが生まれたときに必要な物は何か?
私はとりあえずオムツとお洋服が3、4枚あれば大丈夫だと思います。ただ、赤ちゃんが生まれる時ってあれもこれも欲しくなってしまうんですよね。赤ちゃんグッズを揃えるときに大切なのが、出産後の生活をイメージすることです。
例えば赤ちゃんのお風呂グッズ。
ベビーバスはどんなのがいいの?赤ちゃんの石鹸はどんなのがいいの?湯温計は?などなど。
まずベビーバスを選ぶときに大切なのは沐浴(赤ちゃんのお風呂)はどこで行うのか?ということです。お風呂場なのか洗面所なのか、キッチンなのか。
お風呂場であれば、プラスチック製のしっかりとしたベビーバスが良いかもしれませんし、衣装ケースをベビーバス代わりに使用する方もいらっしゃいます。
洗面所であれば、ビニール性の敷物を洗面台に敷いて、お風呂にするタイプが良いかもしれません。
キッチンであれば、空気を入れて膨らませるタイプが大きさ的にちょうど良いかもしれません。
ただ、それぞれデメリットもあります。
プラスチック製のベビーバスは大きさは十分ですが、使わなくなったときにどうするのかという問題があります。アパート暮らしの方や転勤族の方はちょっと大変かもしれません。また、お風呂場は冬場は室温の管理が難しいかもしれません。
ビニール製の敷物タイプや膨らませて使うタイプの物はコンパクトですが、水が少なく泡タイプのベビーソープを使うとお湯が汚れやすいように感じます。
両方とも一長一短ありますので皆さんがどこでお風呂に入れるのか、どこで入れるのが楽なのかよく考えて決めていただくのが良いかと思います。
今後もベビーグッズについて検証していきたいと思います。
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