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まいぷれ長野の少し役立つコラム

不動産屋さんのタメになる!?ハナシ

押入れの奥をみたことある?

雪国のイメージが強い長野ではありますが、意外と知られていない暑~い夏の季節がやって来ました。

衣替えもすっかり終わって夏服や夏の布団が活躍していますね。

日本では当たり前の事ですが世界には四季のない国もあり、衣替えや洋服を選ぶのが苦手な私は、そんな国が羨ましいと思ってしまいます。

 

さて衣替えと言えば、着なくなった洋服や使わない布団、また季節に飾る人形などを収納する押入れ。最近では様々な収納アイテムがあり、押入れも様々な活用方法がありますよね。

ところで押入れの一番奥って見たことありますか?

 

実は押入れの中は家の中のブラックボックス。お住まいに一番大敵と言われる湿気のたまり場なんです。押し入れ用の湿気取り剤なども市販されていますよね。

押入れは、一般的に奥行きが90cm程度と深く、また収納物でいっぱいになることもあり、いわばカビや白蟻のオアシス・・・快適な繁殖場所になってしまうのです。

 

湿気が多くなると、そこにはカビが繁殖し、保存してあるものや壁紙まで傷めてしまいます。カビは湿度75%、温度20℃を超えると活発に繁殖し始めます(ちなみに夏の快適な室内と言われるのは、湿度55~65%・温度25~28℃です)。

 

ご存じの通り、カビは人体にも影響を与えます。

「カビアレルギー」だけでなく、カビを栄養とするダニの発生を加速させてしまいます。ダニが増えるとダニの死骸・フンが多くなり、「ハウスダストアレルギー」を引き起こすことにつながります。

また、小児喘息の原因のひとつに「カビ」「ダニ」によるものがある、とも言われています。特に小さいお子様がいるご家庭は注意が必要ですね。

 

すぐにできる湿気対策としてスノコなどを使って収納物を底上げし、さらに定期的にふすまを開けて換気をする。また、空気が循環しやすいように壁や収納物の間をあけるなど対処する事で、快適な住環境の維持だけでなく、大切なお住まいを長持ちさせることにもなります。

 

お祝いでいただく洋服や大切な着物などをおさめておいて、いつの間にかタンスや押入れの肥やしに、なんてよく聞く話しですが、うっかりカビだらけにしないように気をつけたいですね。

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