長野市ふれあい福祉センター主催「ボランティアのつどい」に参加しました

令和５年12月３日、長野市ボランティセンターで、4年ぶりの「ボランティアのつどい」が開催されました。

テーマは「みつかる！つながる！広がる！未来へ2023」です。コロナ前は毎年開催され、当ほっとキッチンも設立当初から参加してきました。コロナで様々な行事が中止になりましたが、今年５月に行動制限が無くなり、ようやく開催の運びとなりました。市内には様々なボランティアグループが有り、このつどいで一同に会し、様々な発表とともに互いの活動を知り、繋がりを深めていくことが一番の狙いです。

当ほっとキッチンは、展示部門で参加しました。長野市および近郊でこども食堂（居場所）を開催している団体は約50ヵ所ありますが、参加した団体はわずか2団体。残念な数字です。こども食堂の活動を一般の方に知ってもらう良い機会だったのに。

以下模造紙に参加作品として作成した活動のエトセトラです。1ヵ月かけて全員で絵や写真、コメントを描きました。

1枚目↓

無料学習塾とアトリエ絵あそびの紹介。

無料学習塾はベトナムの小中学生・日本の中学生が毎回３～６人参加しています。先生は信大教育学部・工学部の学生さんたち。中学生はここで学習支援を受けたおかげで、成績が上がった！と嬉しい報告をしてくれました。先生たちは「いえいえ、みんなの努力の賜物だよ！」。子ども達と学生先生達の緩やかでほっとできる関係は、子ども達の勉学意欲を本物にしてくれるようです。

アトリエ絵あそびは、幼稚園児・中学生・高校生・大学生と多世代の参加者が思い思いの絵を描いてくれました。ベトナムの児童はべトナム語でコメントを書いています。また、若者たちの居場所も展開。最近はギターを持ち寄って演奏に余念がありません。誕生日にHappy　Birthday to you を伴奏、皆でお祝いしました。少人数ならではのアットホームなひと時です。

2枚目↓

ほっとキッチンの様々な活動の様子です。

箱膳体験、お弁当づくり、５月から会食を再開、皆でカレーを食べている様子。ひとり親家庭を中心に食材配布も行っています。11月には市内３大学の学生たちへ食材配布を実施しました。今回で５回目で、学生たちに大変喜ばれました。コロナ時には様々な団体等で学生への食材配布が行われ、マスコミで報じられましたが、最近は全くそういった報道は有りません。しかし確実に喜んでくれる学生はいます。一時の親切心だけで終わらせないことが肝心だと考えさせられました。

10時から14時までと展示の時間は短かったですが、様々な人々が珍しそうに見てくれました。少しは宣伝になったかな？

これからも、参加の子ども・若者たちと趣向を凝らしながら、様々な行事に積極的に参加または運営していこうと思っています。皆、楽しそうに絵やメッセージを描いてくれた様子は、全員の一致団結心がより一層深まり、輪がもう一つ増えたようです。これが「ほっとキッチン」の良さであり、自慢です！！

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長野市で中高生・若者（10代）を対象としたこども食堂を運営しています。

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