新学期、期待と不安な気持ちの君たちへ

昨年5月、コロナから解放され、ようやく普通の日常が戻ってきました。だからと言って3年間ずっと我慢してきた生活が、急にコロナ前に戻ることってあるのかな？解放感と同時にちょっと不安な気持ちが残っているのではないですか？

そして4月になり新学期が始まりました。新しい友達できるかな？どんな学校生活始まるかな？勉強もっと難しくなるかな？ついていけるな？いろいろ考えると期待より不安の方が大きいかも。

もし、君たちが不安な気持ちでいっぱいなら、ほっとキッチンに来てみませんか？同じように不安でいっぱいの中学生・高校生・若者が集っています。不安な気持ちを共有できるかも。

毎週土曜日10時～です。場所は長野市中部公民館第5地区分館。JAビルの南、2階建ての木造建物です。

第1土曜は学習支援とアトリエ絵あそび。絵遊びはその名の通り、ブルーシート敷いて好きなだけ自由に描いています。上手い下手は関係ありません。自分の気持ちをそのまま思いっきり描くので、むしろ抽象画っぽいです。和性ピカソ誕生？自分で下手くそと思っていても、案外人の心に響く何かが隠されていることも有るのです。

第2・3・4土曜日は、ギター・将棋・ゲームと自由に過ごせる場所も開いています。先日中学生が初めて参加し、常連の高校生からギターを教えてもらっていました。「ずっとギターに興味があったので、とても楽しかった、また来ます！」と感想を寄せて笑顔で帰っていきました。

もし勉強が不安なら、隣の部屋で第1・2・3・4土曜、信州大学教育学部・工学部の学生先生が数学・理科・社会・英語・国語と丁寧に教えてくれます。ほぼマンツーマンで優しく教えてくれるので、去年から参加している中学生が、自分でもびっくりするくらい成績が伸びたと、嬉しそうに報告してくれました。

第2・第4土曜日は、学習の後皆で食事します。メニューはカレー。一緒に食事しながら、他愛もないおしゃべりで盛り上がるので、日頃のイライラが吹っ飛びます。もちろん全て無料です！！

家族でもない、先生でもない、地域のどこにでもいるおばちゃん・おじちゃん達。他人だからこそ何でも話せる気楽さがあります。皆、君たちの言葉に耳を傾け、真剣に聴いてくれます。そして無条件で包み込んでくれる暖かさ・優しさがあります。学校や家庭とは違う何かを見つけられます。

へ～そうなんだ、ちょっと面白そう！と思ったら、是非参加してみませんか。中高生や若者、ベトナムの小・中学生も参加していて、直ぐ友達になれます。昔から友達だったと思えるほど、皆気さくに話かけてくれます。そして意外な大人に出会えるかも。参加の中・高校生達が「ほっとキッチンは私の居場所！なくてはならない場所です！」と語ってくれました。

帰る時「またね！」と言って、お互い笑顔で再開の約束をします。互いの顔を見て、目を合わせて、喜び合うことが出来ます。そして直接会って触れ合うことがどんなに心温まるか、是非感じ取ってください。

もし不安な気持ちでいっぱいになったら、ほっとキッチンに是非来てください。笑顔になってまた頑張ろうと思えるようになるはずです！！

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長野市で中高生・若者（10代）を対象としたこども食堂を運営しています。

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