まいぷれ長野の少し役立つコラム
画像:bBear/イラストAC
そろそろ冬を迎える準備が始まり、朝晩の冷え込みがいっそう厳しくなってきました。これからの時季、体調を崩しやすいので健康管理に気をつけていきたいですね。
さて、先日こんな相談を受けました。
「子どもが、思い通りにいかないことがあると、ずっと泣いているんだけどどうしたらいいですか?対応に困ります」
皆さんもお子さんのこのような姿、見たことがあるのではないでしょうか。
・お店で、おもちゃやお菓子を買ってほしくて騒ぎ立てる。
・自分の思い通りにいかなくて、大声で泣いたり喚いたりする。
・祖父母といる時や家族以外の人がいる時に限って、わがままを言い出して癇癪を起こす。
その度に親御さんは「ああ、また、、」と感じてしまうかもしれません。けれどこの姿、成長していく過程でとても自然なことなのです。
というのも、乳幼児期お子さんがまだ言葉を喋れない時、親御さんはお子さんの泣き声で「オムツかな?」「お腹が空いたのかな?」と判断し、要求に応えてあげていたかと思います。
しかし、お子さんの成長とともに、次第に要求の仕方や内容にも変化が見られるようになっていきます。
「おっぱいが欲しい」「抱っこして欲しい」と言う成長に必要だったものから、「ご飯よりもお菓子が欲しい」「歩きたくないから抱っこして欲しい」「新しいおもちゃが欲しい」などなど。
そのような変化から、親御さんもだんだんと全ての要求に応えることが難しくなり、次第にお子さんの要求に対して「NO」と言う場面も出てくるのではないでしょうか。
親御さんからすれば、お子さんの為を思って「NO」と応えたつもりでも、お子さんからしてみれば「どうして?」「こうして欲しいのになんでダメ?」と不満ばかりが募っていってしまいます。
今まで全てを受け入れてもらえていたのに、急に「NO」と言われても理解ができません。今まではよしとされていたことが通らず、望み通りにいかなくなることで混乱し、戸惑ってしまいます。
そこで、お子さんはこれまでの成功体験から【大きな声で泣く、叫ぶ】といった手段を取ることで、自分の要求を通そうと意思表示をしてくるのです。
泣いて訴えるお子さんに対して、イライラしたり、いい加減にしてほしいと感じたりしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、その気持ちをお子さんにぶつけてしまうのは違います。怒って静かになったとしても、お子さんは押さえつけられたと思い、不満な気持ちを抱いてしまいます。
そうではなく「ダメだよ」と、やった事にきちんと理由を添えて教えてあげてください。そして一度「NO」とした時は、途中で対応を変えず「ダメなものはダメ」と一貫した姿でお子さんに接してあげることが大切です。
「大きな声で泣くから」「周りに迷惑だから」といって対応を変え要求に応えてしまうと、「この方法でいいんだ!」とお子さんは考え、同じ事を繰り返すようになります。
ずっと泣かれるのは辛いかもしれません。けれど一貫した態度で接する事で、お子さんは泣くのを止めだんだんと落ち着いていきます。【子どもの態度で親が変わることはない】とお子さんに示すことが大切です。
その繰り返しで我慢することを覚え、成長へと繋がっていきます。大変な事も多いですが、お子さんの一歩一歩の成長を、一緒に見守っていきましょう。
※併せてこちらの記事もご覧ください。
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