細貝恵美 ながの探検記!
【onE HEART いまこそ応援 「がんばろうNAGANO2020」】
被災地の今を知る「デジタルスタンプラリー」
10月3日(土)~11月8日(日)開催
4カ所以上周って、スタンプを集めるてアンケートに答えると記念品がもらます。
■デジタルスタンプラリーのチェックポイントは長野市内6地区・8カ所の施設や直売所。
長沼:長野市長沼支所・交流センター奥、ながの農協・直売所「アグリながぬま」
豊野:豊野温泉「りんごの湯」
古里:北部スポーツ・レクリエーションパーク
篠ノ井:南長野運動公園
松代:グリーン長野農協・松代農業総合センター直売所、ロイヤルホテル長野
若穂:温湯温泉「湯~ぱれあ」
■公式サイト
https://www.city.nagano.nagano.jp/soshiki/fukkousuisin/457977.html#qr
去年10月の台風19号で被災地した地域を巡って、今の現状を知りながらスタンプラリーに参加するというものです。私は、長沼・豊野・松代方面に行ってきました。
参加は、その場に行ってハートのQRコードを読み込むだけ。とても簡単に参加できます。
スタンプラリーのチエックポイントは公式サイトや↑上の表を参考にしてくださいね。
まず向かったのは、長沼・豊野方面です。 国号18号(通称アップルライン)には、真っ赤に染まったりんごが沢山実っていました。 その道から少し入ったところにある「豊野温泉 りんごの湯」へ
「豊野りんごの湯」
入口すぐにQRコードがありました。
スマホのQRコード読み取り機能を開いて、かざすだけで、スタンプがもらえます。
「豊野温泉 りんごの湯」は、台風で1階部分が80センチほど浸水。機械設備などに被害が出て、約2ヶ月ほど休館をして一部再開。今年10月19日に全館再開したそうです。今は、建物もそんな被害があったとはわからないくらいキレイになっていました。毎月5の付く日は、りんご風呂も楽しめるそうです。
私が、行ったときには家族連れや1人で来られているおじいちゃんなど、見かけました。地元の方の憩いの場にもなっているのかもしれませんね。
次は、千曲川水系が決壊した地点のすぐ近くにある長野市長沼支所へ。
豊野温泉 りんごの湯から、信濃川の方へ向かいます。この道中には、新幹線が水没した「長野新幹線車両センター」を通ります。りんごの湯から長沼支所まで車で約7分。距離でいうと約3.5キロくらい。ここまで水が来たと思うとその範囲の広さに驚きます。私は、実際に車で移動しましたが、結構遠く感じました。
被害にあった「長沼支所」
被災後そのまま残っています。
現在の長沼支所
長沼支所敷地内にある「長沼体育館」被害にあった時のまま。スタンプラリーのQRコードは、その近くにありました。
長沼支所は、すぐ近くの信濃川が決壊して平屋建ての建物2メートル以上の天井まで水が来ていたそうです。被害にあった長沼支所や長沼体育館はそのまま残されていました。壁がはがれ、鉄の柱がおれ、水の威力。恐ろしさを感じます。QRコードの看板の場所には、住宅があったそうです。
今後、新しい長沼支所や防災ステーションを作る計画もあるそうですが、5年くらい先の話だそうです。
国道18号沿いにあります。
農産物直売所「アグリながぬま」
旬の果樹や農産物、加工品など多くの商品が販売されていました。おそばなど食べられる食堂もありました。
アグリながぬまは、建物中に水が入り商品が並んでいる棚は流れ、段ボールなども散乱したそうです。
一時期は、JAファームなかの中部店の一部を使って仮設店舗として農産物を販売していたそうです。
私が行った日は、旬のりんごが沢山並んでいて、多くの方がいろいろな種類のりんごをかごいっぱい買われていました。スタンプラリーの看板は、外にありましたよ。
松代方面へ。
入り口入ってすぐのロビーにQRコードがありました。
地元松代の方々が集めた写真展が開催されていました。
高速道路長野インターチェンジ近く。松代にある「ロイヤルホテル長野」
ホテルに面している国道403号は冠水して、車が埋まるくらい水が来ていたそうです。ホテルの駐車場は泥が残ったりしていたそうですが、周辺道路の冠水が解除され、台風の過ぎ去ってすぐの10月14日には営業を再開されたそうです。11月8日まで、写真展も開催されています。生々しい水害の被害状況や地元の保育園の園児の皆さんの絵やメッセージも展示されています。
スタンプを集めていくと、この折り鶴の色がピンク色に染まっていきます。
■記念品交換場所
・「豊野温泉 りんごの湯」
・「ロイヤルホテル長野」の2カ所です。
ロイヤルホテル長野のスタッフさんにお声かけをして、記念品をいただきました。
オリジナル記念品は、復興祈念りんごとオリジナルのマスクケースか、バッチどちらかがいただけます。まいぷれスタッフも一緒にいたのでどちらもいただきました。
デジタルスタンプラリーを利用して、台風19号被害の各地を巡ったので、被災した場所に直接行く事が出来ました。1年たった今も復興の途中で、まだまだ多くの爪痕が残っている事を自分の目で見る事が出来ました。住宅の壁には、きっとここまで水がきたんだろうな?と思わせる泥の後。何も手を付けていないまま残されている建物も沢山ありました。その中でも、アグリながぬまには多くの農産物が並んでいて、復興に向けて進んでいる元気な姿も知ることも出来ました。報道だけではわからない被災地の現状を知ることは、自分達の「そなえ」にも役立ってくると思いました。今後も、今回行った場所などがどう復興していくのか?をリポートしていきたいと思います。
イベント名:被災地の今を知る「デジタルスタンプラリー」
開催期間:10月3日(月)~11月8日(日)
開催場所:長野市内8カ所
お問合せ:長野市復興推進課 026-224-9728
公式サイト:https://www.city.nagano.nagano.jp/soshiki/fukkousuisin/457977.html#qr
※「QRコード」は、デンソーウェーブの商標登録です。
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