細貝恵美 ながの探検記!
長野市長沼 妙笑寺で開催「災害を振り返る写真展」に行ってきました。
「長沼歴史研究会」の主催で、長野市や須坂市から約550枚の写真を集めての展示です。
妙笑寺は千曲川が決壊した地点のすぐ近くにあるお寺です。お寺の建物には濁流が1階部分まで流れ込み。
水害の朝は、自衛隊のヘリで救助されたそうです。お寺のあちこちはまだ被害の跡が残っていました。
「妙笑寺」本堂の窓はまだビニールが貼ってあります。
床がはがれ、柱がむき出しに
大きな石灯篭は倒れたまま
柱や骨組みだけ、壁も窓も少ない広いお寺の中に、簡易的にベニヤ板の壁や床が敷いてあり、そこに写真が展示してあります。風が強く吹くと、ひらひらとなびいて剥がれそうになっていました。
写真には地域ごとにまとめられていて、どこの地域で撮られた写真なのかも書いてありました。550枚。見ごたえがありました。
被害の状況
救助の様子
1年前、多くの被害をもたらした台風19号。1年たった今もその爪痕が多く残っています。
今回の写真展を主催した長沼歴史研究会の皆さんは、この写真展を通じて「何が起きたのか、どのように復旧・復興を進めてきたのか。」「またこの災害記録は未来への教科書」といただいた資料に書かれています。
私は、この写真展を拝見して、目頭が熱くなるものを感じました。映像とはまた違って、写真は一瞬を切り取っているわけですから、その瞬間をじっくり見る・感じる事が出来る。この時ここに写っている方はどんな気持ちだったのだろうか?怖かっただろうな?自分だったどんな気持ちになるかな~?など自分に置き換えて考える。想像することも出来ました。主催者の方がお話されているように、自分がもし、このときどうする?などを考えるきっかけをくれる「未来の教科書」にもなると思いました。
場所:妙笑寺(みょうしょうじ)
電話:026-296-9621
開催日:10月12日(月)~18日(日)
時間:10:00~15:00
18日(日)午後1時30分からは、研究会員が歴史災害から堤防決壊の原因を検証・考察した結果発表も行われるそうです。
※妙笑寺 本来の漢字は「玄と少が合わさった。玄少(みょう)」という漢字です。
システム上漢字が表記できませんでした。ご了承下さい。
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