長野市三輪にある【OYAKI CLUB（おやきクラブ）】。

服や本、雑貨などを取り扱う店舗をベースに、様々なイベントの開催や交流の場となっている「シンカイ」の一角にあります。

東京にいたオーナーさんが「シンカイ」のコミュニティに出会ったことから、この場所で販売することになったそうです。

販売しているのは、【おやき】と【ベーグル】。

メニューには豊富な種類が並ぶなか、一際異彩を放つ「イタリア味」……。

長野県民として長年「おやき」を食べてきましたが、さすがに「イタリア味」は未知との遭遇です。

恐る恐る注文しました。

「まあ、粉モンとトマト味ってことは、雰囲気的には、ピザまんみたいな感じでしょ？」なんて思って食べたらビックリ！

具材の主役は野沢菜！

野沢菜をベースに、バジルとトマトのソースで仕上げていて、これがメチャクチャ合う！

野沢菜のシャキシャキ感とトマト＆バジルの酸味と風味が絶妙です。

おやきの主力食材の一角を担う野沢菜とこんな形で出会うとは驚きです。

皮は、「焼き蒸し」のタイプでモチモチ。

ピザとも、パスタとも、ピザまんとも違う、まさに「イタリアおやき」という、新しい料理との出会いでした。

せっかくなので、ベーグルも…と欲張りに注文。こちらも食事系からデザート系まで豊富な種類が並びます。

今回はすべてのスパイスがかかった食事系「エブリシング」をオーダー。

このベーグル、ボリューム満点で、ずっしり重たい！

「おやき直後でやってしまたか!？」と、不安が頭をよぎりながら口に運ぶと、ソルト、セサミ、ポピーシード、ガーリック、オニオンのスパイスたちがアクセントになってぎっしり詰まったモチモチベーグルは、気がつけばお腹の中に……。

なんだかんだ食べてしまったこと。それはそれで、別の不安が襲ってきました。

常に新しい試みをしている「シンカイ」と「OYAKI CLUB」の出会いから、新しい「おやきのカタチ」に出会わせてもらいました。

ごちそうさまでした！！！！！

取材日：2020.10.12

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