保育士の実はあまり知られていない裏のお仕事

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「保育士が書くコラム」なので、今回は保育士の実はあまり知られていない裏のお仕事を紹介します。

「保育士」「保育園の先生」って職業を聞くと、どんなイメージが湧くでしょうか。私は友人や家族に「１日、子どもと一緒に遊んでいる仕事っていいな～」「一緒にお昼寝するんでしょ？仕事中に休めるって最高じゃん！」と言われることが多いです。・・・いやいや！ただただ遊んでいるわけではありません！

可愛い可愛い子どもたちと１日過ごせる素晴らしい仕事ですが、実は遊ぶ以外にたくさんの仕事があります。

大事な仕事の１つに「指導案」というものがあります。これは、「今日、子どもたちが何をして遊ぶか」の計画書です。ただ「砂場遊び」「折り紙」と書いていくわけではなく、「季節の草花や虫たちに興味を持てるように公園へ出かける」という保育者の願いが加わります。「最近、虫の図鑑や絵本を良く見ているなぁ」「花の歌が好きな子どもが多いな」と子どもたちの遊びから、より興味を広げられるように活動を考えているのです。

計画を立てるにあたりご家庭からの情報もとっても参考になります。保護者の方から「最近、家では自分で靴を履きたがります」と聞くと…「今週は身支度の時間をたくさん取って、“自分のことを自分でやってみよう！”」と、活動の内容も変わって来るのです。

ただ遊んでいるように見えても、実は様々なことを考えながら、子どもたちと関わっています。子どもたちがより伸びていくには…。興味関心がひろげられるようにするためには…。今、何をして遊ぶことが好きか…。日々の子ども達の遊びの様子やお家の方からの情報を１つ１つ大事にしながら計画しているのですよ。

もう１つの大きな仕事、それは制作の準備。子どもたちが色々な作品をご家庭に持って帰ることがあるかと思います。「先生、家が作品だらけで片付けられませんよ～」という思いも聞くことがあるのですが(笑)、その作品には、保育士の仕事が詰まっていたりします。のりで貼りやすいサイズに画用紙を切ったり、折り込みを入れておいて子どもたちが作りやすい形に変えておいたり、細かい保育士の技が詰まっています。少し視点を変えて作品も見てもらえたら、お子様の成長と共に色々な思いも感じてもらえるのではないでしょうか。

まだまだ紹介したいことはたくさんあるのですが、今日はこの辺で！さぁ、今日も子どもたちいっぱい遊ぶぞ～！

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