我が家にやって来た救世主

もうすぐ暑い夏がやって来そうな空模様ですね。今年の夏は猛暑になるのではと予想されています。安全に気をつけながら、夏ならではの遊びを子どもたちと思い切り楽しみたいと思います。

今回は我が家にやって来た救世主の話です。我が家は5人と2匹の犬の7人家族です。この2匹が我が家の救世主！

今から遡る事10年以上前、長男5年生　次男3年生　長女1年生の時でした。娘が小学校に入学してからは、放課後センターに通い始めました。通い始めてしばらくすると「センターにいきたくないよ～」との訴えが……、そんなに嫌なら無理して行かなくてもいいのかなと思い、放課後センター通いはやめました。

やめてからしばらく経つと、今度は突然「学校に行きたくないよ～！！」と大騒ぎ。その時の私は心の声が娘にダダ漏れ。「仕事に遅刻しちゃうでしょ！」「今から休むなんて職場に迷惑がかかるから早く用意しなさい！」と無理やり着替えさせたり、学校まで送っていったりしていました。

そんなことが数日続き、次は娘も考えたのです。登校の準備をする時間になると家の外へ出ていき私と追いかけっこ、できる限りの抵抗をして来ました。そこでやっと母として、余裕がなかったこと、仕事を優先にしていたことに気づいたのです。

保育の仕事をしてから20年数年。いつでも可愛い子どもたちに囲まれて仕事にやりがいを感じて来て、今で言うワンオペで我が子の子育てをして……、自分では母として保育者として、家庭と仕事を両立させないといけないと言う思いがあり、一生懸命にやって来たのに、、とただただ涙が出ました。

このことを仕事先に伝えると「先生よく頑張ったね。仕事の代わりはいくらでもできるけど、母親の代わりにはなれないから、しばらく娘さんとゆっくり一緒にいてあげたらいいよ」と休みをいただきました。

娘はもちろん息子たちまで「ヤッター！！」と大喜び。一緒に過ごして2日目、娘が私に「明日は学校に行こうかなあ、ママは家にいる？待っていてくれる？」と言ってきました、私は「ちゃんと帰ってくるのを待っているよ」と伝えると、子どもたちが本音を話してくれました。「ずっとママと一緒にいたいけどお仕事もあるでしょう……、学校もあるし……、でも家に帰ってきたときに誰もいないのが嫌なの」と話してくれました。一緒にいた息子たちは「俺たちも帰って来たら家にいてほしいけど、パパもママもお仕事頑張ってくれているから」と頼もしくもあり、思いやりのある言葉にまた涙が出ました。

その時に娘が「でも家に帰ったら、ワンチャンが待っていてくれたらほさみしくないよ」と。頭の中で「アニマルセラピーって聞くしなあ、でも兄２人が喘息持ちだし、どうしようかな」と思いましたが、喘息で定期的に受診しているかかりつけ医に相談したところ、「毛が抜けない犬種だったら、もしかしたらいいかも」との答えが帰って来ました。

タイミングよく職場の先生から犬の話があったので、見学にいったりしてトントン拍子で決まり最初のワンコが我が家にやって来ました。ワンコがくるまではゲージを買ったり、玩具を買ったり準備に大忙し！

犬を飼う話が出てからは、あの数日が嘘だったかの様に元気に学校へ行き、友だちと遊んで、体調が悪い日以外は学校を休まなくなりました。そしてもう一匹のワンコがやって来た理由は、私がいろんなことに悩んでいる時に一目惚れして迎えたワンコです。アニマルセラピー？！ワンコに癒され、助けられています。そして我が家にとっていろいろな意味でワンコは救世主となり生活の中心です。

2人の息子たちは進学で家を出ていますが、ワンコの写真が欲しい、ワンコに早く会いたい、など我が家にはなくてはならない存在です。娘は高校3年生になり今でもワンコが来てよかったと溺愛しています。

子育てと仕事の両立って言葉では簡単に言えますが、なかなか難しい思います。自分の経験を通して感じたことは、人や物、助けてもらえる時はとことん頼って甘えてもいいのです。そしてみんなで子育てができたらいいなと思います。保育園には子育て中の先生や子育てが落ち着いた先生、お母さんたちと歳が近い先生などいろんな先生がいます。笑い話、悩み、も～！！と思う事、なんでも気軽に話せる場を目指して行きたいと思います。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

Mom's-sunは長野市内で保育園を3園、運営しています。
育児には悩みや不安がいっぱいですよね。でもひとりじゃないんです。
育児に関する疑問・質問にお答えしますので、ぜひお問い合わせください。

Mom's-sun（マムズサン）への質問はこちらから

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

【子育てバナシを分かち合おう☆育児を楽しくするポイント紹介！】一覧へ