まいぷれ長野の少し役立つコラム
画像:Rhetorica/PIXTA
みなさま、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
今回はいつもとちょっと違ったお話をしようと思います。日本の伝統的な詩のかたち、短歌についてのお話です。
短歌にはひとつの約束があります。五・七・五・七・七の順に言葉を並べるというものです。短歌という名前は、全部合わせても三十一音の短い歌という意味です。また、短歌には千年以上の歴史があります。古臭いと感じられるかもしれませんが、現代でも魅力的な歌を作っている若い方がたくさんいます。
ここで筆者がSNSで知った、御糸さち(→twitter)さんの歌を十首紹介します。
ふりむけばやっと寝かせたはずの子が大スフィンクスとして蘇る
下の子が真ん中の子になる前の最後の誕生日よおめでとう
右からも左からも体内からも蹴っ飛ばされる師走の寝床
五回目のいたいのいたいのとんでゆくそしたらすぐに駆け出してゆく
六歳児V.S三十五歳児のケンカで今日も始まり終わる
笑顔しか見せない母になれなくて別になりたいわけでもなくて
きみのこと叱ってばかりの母親をそれでも好きと言わせてごめん
【作品名:イヤイヤ期】です玄関に床に歩道に身を張り付けて
早送りしているようだ今ここにいた子が遠くから呼んでいる
成人式のニュース聞こえて今ここは遠いけれどもすぐそこだろう
いかがですか。「あるある、そうそう」と思いませんか。
読んでみて分かるように御糸さんは三人のお子さんの母親です。子どもとの生活の中で生まれた歌が、いきいきと詠まれています。これは実際に経験しないとできない歌ですね。
みなさんもお子さんとの生活の中で感じられたことを、五・七・五・七・七の短歌にしてみませんか。俳句のように季語を入れるという約束はないので、思ったまま感じたままをそのまま書いてみればよいのです。
自分で作った短歌を後日読んでみると、ああ、あの時はそんなことがあったなあと、日記の代わりにもなります。ぜひ皆さんも挑戦してみてください。
最後に、ひかりほいくえんがまだ一軒の家だった頃に、筆者が作った一首を紹介して終わります。
玄関の別れの儀式それぞれに一日始まるひかりほいくえん
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