給付金家族会議

こんにちは。あっという間に５月も終わろうとしています。早いものですね。新緑が眩しいそんな季節となりました。非常事態宣言が解除され、いよいよ学校が始まります。また忙しい毎日が戻ってくるのでしょうね。ずっと籠って顔を見合わせていた毎日からするとさみしい気がしますが、皆さんはいかがですか？

今日は、お金の話について書きたいと思います。【何のお金か？】って？そうです。国民１人ひとりに支払われる特別定額給付金の事です。巷では、10万円では足りないとか、手続きが大変だとか色々言われていますね。私は「子どもにも給付してもらえて助かるな～」と言う気持ちに加えて、何よりもこれをキッカケに子ども達とお金について話すことが出来たのは、とても良かったと思っています。

特別定額給付金ポータルサイト

皆さんは、10万円受け取ったら貯金しますか？それとも使いますか？我が家は子ども達も大きいのでみんなで意見を出し合い家族会議で決めました。結果は、「今はコロナの影響で経済が滞っていると思う。だから、貯金するのではなく使って経済に貢献しよう！」というものでした。私や夫はウンウンと聞きながらその通りだなと思ったので、子ども達の意見に反対することも無く、わが家において給付金は、使う方向にしようということになりました。

ここでもう一つ問題が……。１人につき10万円なので家族それぞれが受け取るべきか、 家族みんなで何かに使うのか。これも話し合いの結果、それぞれが有意義に使うことにして、みんなが何を買うのかを発表しあいました。ただし、私から一言。コロナの影響でみんなが家にいることが多く、食費や生活雑貨などにお金が多くかかっている現実を伝えて１人１万円ずつ家計費に入れて欲しいとお願いしました。ここはしっかりした根拠が必要なので実際の金額なども伝えました。子ども達は「普段とそんなに違うんだ」ということに納得してくれて、１人１万円を家計費に入れてくれることになりました。

面白いなぁと思うのはこの後の次男の発言です。「俺はどうしてもグローブを買いたい。 部活が再開されたらすぐに使いたいので前借りさせて欲しい」と言うのです。夫は「いいよ。でも、85,000円を貸すので、90,000円にして返して欲しい」と持ちかけました。次男はかなり悩んだ結果、「それで良い」と言いました。ここで長男が「まだ実際に申請書も届いてない状況でお金に手を出して届かなかったらどうするんだ？しかも、5,000円も利子に取られて…。今は我慢する時だ」と次男を説得し、結局はお金が手元に来るまで待つことになりました。

この話から、お金のことについて、家族で色々と話すことが出来ました。日本は子どもの前でお金の話をすることが避けられがちですが、将来のためにはきちんと伝えていくことも大切だなと感じました。まだお子さんが小さい時は、「このお菓子を買うのにパパやママがどのくらい働くと買えるんだよ」とかそんな事でいいと思います。

この機会にぜひオススメします。

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