まいぷれ長野の少し役立つコラム
前回は、どちらかというととんがった形の、針葉樹風の木を作りました。一方、サクラやケヤキといった広葉樹は、枝が横に広がった形をしているので、前回のような方法では作れません。
上の写真は、細い銅線が束になった、広葉樹風の木を作るための素材です。建築模型の材料として売られています。長さ違いが何種類かあり、これで木の高さが変わってきます。この銅線をねじり合わせて、広葉樹の枝ぶりを表現します。
広葉樹と一口に言ってもいろいろな木があり、枝ぶりもそれぞれで異なります。葉が落ちた季節に、作りたい木の枝ぶり(今回はリンゴとクリ)をよーく観察しておきました。幹の色や質感などもね。
幸い、りんご畑もくり畑も比較的身近なところにありますので、観察には事欠かないのですが、実際に手を動かしてみると、イメージどおりの枝ぶりにするのはなかなか難しいものです……
「リンゴの木になーれ、リンゴの木になーれ」「クリの木になーれ、クリの木になーれ」と強く念じながら、銅線をねじり合わせていきました!
枝ぶりを整えたら、アクリル絵の具で幹や枝を塗りました。上の写真はリンゴの木です。どう?
葉は、細かくちぎったフォーリッジクラスターを、接着剤を塗った枝に一つひとつ付けていきます……黙々とただひたすらに……
さて、150分の1のリンゴの実をどうやって作ったらよいか思案しましたが、赤色の紙粘土を使うことにして、指先でクリクリ丸めていきました。鼻○そを丸める要領で……
上の写真は、最初に作ったものです。リンゴでかっ! スイカくらいありそうです!
人差し指と親指の付け根がつりそうになりながらも、できるだけ小さくなるように心がけてみました。それでも限界があり、大きかったり小さかったり、不揃いなリンゴたちになってしまいました。ここは雰囲気重視ということでどうでしょうか……リンゴの木に見えますか?
先ほどの、スイカみたいなリンゴは、名物「お化けリンゴ(通称オバリン)」という設定で、せっかく作ったのでちゃんとレイアウト上に植えたいと思います。
出荷するリンゴを積んだ軽トラも作ってみました。さすがにコンテナ一個一個は作れませんので、積んだ状態の展開図をドローイングソフトで描いてコピー用紙に出力し、軽トラの荷台にぐるっと巻いて付けています。コンテナとリンゴのサイズ感がまったく合っておらず、説明しないとなんだかわかりませんね……
デハ!
「あれ? クリは?」
「ちょっと待ってクリ♪」
デハ!
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