子どもの体調不良時の対応について

皆さんこんにちは！いかがお過ごしでしょうか？

秋が近づき、季節の変わり目は風邪を引きやすくなるため、規則正しい生活を心がけましょう。

私は保育園で看護師として勤務しています。当園では「病児保育」を行なっているのですが、皆さんご存知でしょうか？

病児保育とは、お子さんの急な体調変化の際に保護者の方がお迎えに来られない場合、また、保育園を休まなければならない場合やほかの園児と一緒の活動が心配という保護者の方のために病児保育室にてお預かりするものです。その他にも、病院への受診代行も行なっています。

病児保育をご利用の際は、事前の登録と予約が必要となりますので、ご興味のある方はMom's-sun 担当者（026-214-8063） にお気軽にお問い合わせ下さい。

今回は熱が出た・吐いた・下痢・腹痛・咳・けいれんの時のご家庭で出来る対処法とポイントをご紹介します。

熱が出た場合

・悪寒がある時は暖かく、暑がる時は涼しくする。

・気持ちよく眠れるように、頭や脇の下を冷やす。

・食欲のない時は無理に食べさせず、水分を十分に与える。

・発熱は体が細菌やウイルスと戦う免疫反応の一つ。1日に数回は体温を測り、記録しておく。

吐いた場合

・脱水に注意しながら、吐き気の強い時は水分を飲ませずに様子を見る。

・嘔吐が落ち着いたら、湯冷まし・お茶・経口補水液など少しずつ回数を多めに与える。

・牛乳・乳製品・炭酸飲料・柑橘類（みかんなど）の果汁は嘔吐を強く促すので注意する。

・寝ている時に吐いた場合は、吐いた物が気管に入らないように横向きにする。

下痢の場合

・脱水症状になりやすいので、水分は十分に与える。

・できるだけ加熱調理した炭水化物（おかゆ、おじや、うどんなど）から与える。

・おしりがかぶれないようにこまめに洗う。

・家庭内の感染を予防するため、排泄物の始末をした手をよく洗う。

腹痛の場合

・「の」の字を描くように、お腹を優しくマッサージしてあげる。

咳の場合

・痰の切れをよくするために、水分を多く飲ませる。

・横になると苦しい時は、上体を起こしてもたれかかる姿勢にする。

・部屋を加湿する。

けいれん・ひきつけ

・慌てずにけいれんの観察をする。

・無理にタオルなどを口に入れない。

・衣服をゆるめて、体ごと横に向ける。

・けいれんが10分以上続く場合は、救急車を呼ぶ。

家庭でできる対処法を行ない、子どもの様子を観察して、受診時に医師に伝えられるようにしましょう。

また、日頃から子どもの体質や病歴、健康状態を記録して、変化があった時はかかりつけ医にご相談下さい。

病児保育の詳細についてはこちらのリンクをご覧ください

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Mom's-sunは長野市内で保育園を3園、運営しています。
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