まいぷれ長野の少し役立つコラム
毎日の生活で必ず使用する「水」。
当たり前のように蛇口をひねると水が出てきますが、国によってはそれってすごいこと。
ライフラインの充実は日本が世界に誇れる文化ですね。
ペンションや旅館に外泊した際、さて歯磨きしようとレバー式水栓を使ってみると、アレ?なんか感覚が違うぞ!うちのは下にさげると水が出てたはずなんだけど………。
そんな経験はありませんか?
日本バルブ工業会によるとレバー式水栓は欧米で製品化され、1970年代半ばから日本国内でも普及し始めました。
その頃の形状は「上げ止め」(上げると水が止まる)でしたが、 1980年代初めに米国の大手水栓メーカーが「下げ止め」に変更したことをきっかけに、日本でも「下げ止め」(下げると水が止まる)が普及し始め、欧米型の「上げ止め」と米国型の「下げ止め」が混在するようになりました。
大きな転機となったのは阪神淡路大震災。地震で物が落ちてレバーを押し下げ、水が出たままになった状態の家屋があったことから、その後JIS規格化の対象になり、2000年4月から「下げ止め」に規格統一されることになったとのことです。
規格統一は約17年前と、そんなに昔のことではありませんね。
人と同じように身近な設備も、便利にそして安全に進化を遂げています。
くれぐれも「私は上げ止めがいい!」なんて設備業者を困らせないようにしましょう。
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長野市で創業70年。本物の木の家を手がける材木屋・工務店
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