まいぷれ長野の少し役立つコラム
分科会の様子
平成29年2月 第1回北信こども食堂ネットワークを立ち上げました。12食堂31名の参加でした。
第1回目ということで、各食堂の自己紹介と顔の見える連携を目指したものです。第2回は同年4月 長野市のこども政策課の課長補佐にもご参加していただき、子どもの問題に参加者同士で討論しました。まさに口角泡を飛ばす議論で、皆の熱意に驚くばかりでした。第3回は同年10月 長野保健所の方に講師をお願いし食中毒予防の勉強会を開催しました。
そして平成30年5月10日、第4回目の意見交換会を行いました。10食堂に民生委員さん、そして長野県こども・家庭課長、担当者、長野市こども政策課長と行政から3名、計26名の参加となりました。
今回は分科会形式で行いました。1.資金集め 2.食材の調達 3.地域との連携子供・ボランティアへの周知です。
各食堂さんから報告されたエトセトラを綴ってみます。
寄付をいただいている、また食材を提供していただき大変助かっているといった食堂もあれば、運営資金が不足気味で四苦八苦しているという食堂もありました。また、共通している困りごとは、冬場は野菜類が高く寄附も少ないので大変というものでした。スーパー等との連携・支援をお願いできれば大変有難いのですが。
次に会場の確保に苦慮しているという意見が複数寄せられました。無料で使用できる公民館を会場に使用している食堂が多いので、もし優先予約ができれば安心して開催可能となります。
このように資金・食材・会場の確保、この3要素が今後の安定した開催に必要不可欠な課題と言えます。
子ども・地域・ボランティアについて。
一番多かった意見は、どのように子供たちに周知できるかが最大の課題というものでした。学校が協力的という食堂もあり、今後すべての食堂で学校との連携が可能になればと願わずにはいられません。また、初回から毎回参加する常連母子もいて、こども食堂を心待ちにしている子が多くいることがわかりました。子供たちの「おいしかった!!」の声を聞いて、本当にほっとしたという意見も多くありました。こども食堂を通じてボランティア同士が知り合いになった、お年寄りとの交流が生まれた、今の子供たちとの触れ合いができて楽しかったといった嬉しい報告もありました。
その反面、ちょっと気になる意見も出てきました。子どもたちの食事のマナーがあまり良くない、やんちゃな子の接し方に苦慮している、また大人目線で事を運んでいいのか、というものです。これらは今後の課題として真摯に向き合わなければなりません。
最後に、県・市の課長さんと担当者の方、2時間じっくりと分科会に同席していただき、皆さんの意見に耳を傾けながら一生懸命メモを取っていただいたこと、大変心強く思いました。
行政の立場として、一つの課だけでは対応できない問題も多々あることがわかり、横断的な対応の必要性があるとわかったと感想を述べていただけたことは大きな収穫でした。
参加者の方々から、各食堂の取り組みを直に聞けたことが大変有意義であった、また自分の中だけで考えていたことを皆さんに聞いてもらえて、とてもすっきりしたという意見も寄せられました。
総じて、有意義な意見交換会だったと確信できました。
次回は秋に開催予定です。
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