個人的な話ですが、最近レモン味のおかずにハマっておりまして😋
焼いたお肉にレモンを添えて、酢の物にレモン汁をちょっとプラス、食も進んでいい感じです♪
「唐揚げにレモンを絞るか絞らないか論争」なんてのもありますが、トンカツやエビなどのフライものにもついてくるあたり、やっぱりレモンは揚げ物の名パートナーなんでしょうね。

そんなわけで、今回はレモンのお話を🍋

柑橘系の精油の成分といえば、「リモネン（d-リモネン）」。
いかにもレモンを想像させるネーミングのリモネンですが、同じ柑橘系でもスイートオレンジやグレープフルーツの精油での含有量が95%程度なのに対し、意外にもレモンの精油の含有量は少なく、多くは60〜70%程度です（※産地や品種によります）。
リモネンが少ない分、他の芳香成分も含まれるため、レモン精油は甘さというより少し青く、シャープな香りがします。分子量の小さな成分の集まりなので揮発も速く、香りが後残りしません。

リモネンなど柑橘系の芳香成分は果皮表面の「油胞」というツブツブしたところに多く含まれるため、果汁のかかった唐揚げよりもレモンを絞った手の方が強くいい香りがするのはそのためです。すごく身近なアロマテラピーですね😁

当店ではがん治療中の方のフットケアやアピアランスケアも行なっていますが、匂いに敏感になりやすい抗がん剤治療中の方でもレモンの香りは受け入れられやすく、ムカムカした感じがスッキリしやすいようです。

今年の夏は異常に暑く、一度涼しくなったと思ってもまた復活したり…。
爽やかなレモンの香りと味で乗り切りましょう♪
（⚠️一般的なレモン精油には光毒性がありますので、使用する時間帯にはご注意ください）

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