まいぷれ長野の少し役立つコラム
画像:knot改/ イラストAC
6月のある朝・・・いつものようにバタバタと準備をしていると、2歳の息子と夫の会話が聞こえてきました。どうやら保育園に持っていく水筒に、自分で首紐を取り付けたいようです。
息子:これやりたい!
夫: え~!?
息子:やーりーたい!
夫 :うーん・・・楽しいやつじゃないよ?
んん・・・・・!?
ちょっと待って・・・・・・!?!?!?
その日は1日「楽しいやつじゃないよ?」が頭に残ってモヤモヤ・・・。なぜこんなに夫の発言が気になるのだろうと考えてみると一つの答えが出てきました。
それは、『楽しいかどうかを決めるのは子ども自身だ』ということ。
大人が決めた『楽しくない』は、子どもにとっての『楽しい』かもしれない。夫の思う楽しい・楽しくないという価値観を、どんなことが楽しいか・楽しくないかをこれから経験していく子どもにそのまま渡してしまうのは違うよなあと思ったのでモヤモヤを感じたのです。
(もちろん、朝の忙しい時間に少しでも早く準備を終わらせようとした夫の気持ちもよく分かりますし感謝しています)
小さくて、多少悪さをしても笑って許される時期に色々な経験をすることは本当に大事だなぁと思います。大きくなって分別がつくようになると、面白そうだなと思うことになかなか手を出せなくなりますよね。むしろ人生の中では大人として過ごす期間の方が長い。
余談ですが、私はジェットコースターが大の苦手なので、人に「楽しいよ~!」と言われても全然魅力は感じません(ジェットコースター好きな方ごめんなさい(^^;)。でもジェットコースターに乗っている人を見ているのは大好きです。1時間でも2時間でも見ていられます。
大きくなっても面白そうだなと思うこともあれば、興味が持てないこともありますよね。「これ面白いから見てみて!」「すごく良かったからやってみて!」と言われても、見なかった、やらなかった経験は皆さんにもきっとあるはずです(笑)。
息子にとって水筒の紐を自分でつけることがどんなプラスになるかなんて、私にも分かりません。でも、10年後の息子は「自分で水筒の紐を付けたい!やりたーい!」とはきっと言わないでしょう。
やってみたい!面白そうなことをやれた!自分でできた!の気持ちはきっと人を作っていく上での大切なひとかけらになると思うのです。子どもにそんな経験を一つでも多くさせてあげられるように、と同時に、笑って「いいよ~やってごらん」と言ってあげられるお父さん・お母さんの余裕を作り出すお手伝いができたら良いな、と思いながら毎日保育園でお仕事をしている私です。
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