まいぷれ長野の少し役立つコラム
私たちは普段、買い物をする時に、事前にだいたいの値段を把握したうえで行動します。
大きくズレている場合は、買えないこともありますが、ほとんどの場合は、そこまでズレることはありません。
しかし、家の場合はそれが簡単ではありません。ずれる以前に、想像出来ないと言う人も多いと思います。
そこで、自宅の建替えをする際に、だいたいの額を想像できるように、見積もりについての一般的な見方をポイント別に5回に別けてご紹介したいと思います。
建築会社の見積書は3つの項目からできています。
【本体工事費】【付帯工事費】【諸経費】
■仮設工事、基礎工事、木工事、屋根・板金工事、外装工事、金属製建具工事、木製建具工事、石・タイル工事、左官工事、塗装工事、内装工事、雑工事、電気設備工事、給排水設備工事、空調設備工事
上記のように非常に細かく分類できるのですが、このような費用が見積書金額の7割から8割を占めてきます。40坪程度の大きさの家ならば、どんなにコストを抑えても1,000万円は必要です。
■解体工事、敷地造成工事、地盤調査費、地盤補強工事、屋外給排水工事、屋外電気工事、屋外ガス工事、通信工事、外構工事、インテリア工事、空調工事
こちらも細かく分類することができます。最低限必要な費用として200万円程度は見ておく部分ですが、依頼する内容・規模によって大きく費用が変わるので事前に確認、予算決めをしておくことが大切です。
■設計費、建築確認申請費、工事監理費、登記費用、不動産取得税や固定資産税・印紙税、住宅ローン諸費用、火災・地震保険料、水道加入金や下水道負担金、式典費用、引越し費用、仮住まい費用、その他費用(あいさつや自治会など)
上記が代表的な項目です。こちらも最低限必要な費用として100万円程度は見ておくと良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した内容だけでも複雑すぎて頭に入らなかったという方もいらっしゃるかもしれませんが、この内容を頭に入れておくだけで建築会社(業者)に行く前の予備知識としては十分なものになるので、学生時代を思い出してカンニングペーパーだけでも作っておくと良いかもしれませんね。
次回は ※建築会社によって全然違う坪単価※ をご紹介します。
長野市南長池39-5
[ 建築・設計・施工/注文住宅/リフォーム/天然無垢一枚板販売 ]
長野市で創業70年。本物の木の家を手がける材木屋・工務店
長野市吉田1-3-27
[ 建築・設計・施工 ]
自由設計だからできる理想の住まい!