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まいぷれ長野の少し役立つコラム

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ノストラダムス、もうひとつの顔

 

1999年7の月、天から恐怖の大王が降ってくる………。

 

有名なノストラダムスの大予言です。

何冊も予言の解明本が出版され、騒動になったのは1973年のこと。数えれば約半世紀前のことになります。

 

この予言はノストラダムスが占星者として書いた書物を、現代の研究者がその謎を解明したとして、冒頭のセンセーショナルな一文になったわけです。

ノストラダムスには占星学を用いた預言者としての顔ともう一つ、別の顔がありました。

それは医学者薬草学者としての活躍です。

 

ノストラダムスは16世紀始めに南仏プロヴァンスで生まれました。

当時のヨーロッパでは、14世紀頃からたびたびペストが流行していました。

アジアとの交易が盛んになるにつれて人の往来も激しくなり、一度発生するとしずまるまでにかなりの時間を要していました。

 

ノストラダムスはこの治療に薬草を取り入れました

欧州では、今でも現代医学が発達する前の時代からの経験による伝統医学が発達しており、ノストラダムスは薬草学の研究で見つけた効能を実際にペストの治療に用いたのです。

 

当時のノストラダムスの処方が著書にあります。

「糸杉の粉」「あやめの花」「丁字(ちょうじ)」「アロエ」。

ここに「バラの花」を潰して混合し薬剤を作りました。

どの植物も抗菌作用・消炎作用・殺菌作用などに優れた成分が含まれており、治療に大いに貢献したと記録に残されています。

 

この時の糸杉は現在のサイプレスに近い植物で、あやめはイリス(オリス)、丁字はクローブ、そしてアロエとバラの花。

現在の精油に非常によく似ています。

中世伝統医学での薬草研究や経験が少しずつ欧州全体に広まって、現代のアロマテラピーに発展してきているのですね。

 

さて、ノストラダムス予言のその後ですが、次なる滅亡時期は2036年あるいは2119年と時期が更新されており、それは近頃話題の、ある惑星が地球に激突するのではないかという時期に一致しているようです。

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