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ヒートショックを予防しましょう

ヒートショックを予防しましょう      

ヒートショックとは

 暖かい部屋から寒い部屋への移動などによる急激な温度の変化によって血圧が上下に大きく変動することをきっかけにして起こる健康被害のことです。 
 失神や不整脈を起こしたり、急死に至る危険な状態で、気温の下がる冬場に多く見られます。
 また、高齢者に多いのが特徴です。
 特に、ヒートショックは、体全体を露出する入浴時に多く発生しています。住宅内においても、暖房をしていない脱衣室や浴室では、室温が10度以下になることがあります。寒い脱衣室では、衣服を脱ぐと、急激に体表面全体の温度が下がります。この寒冷刺激によって血圧が急激に上がります。一度急上昇した血圧は、温かい湯につかると血管が拡張して、反対に急激に低下してしまいます。この急激な血圧上下が失神を起こす原因の一つと考えられます。

                                 冬の窓      雪の結晶

ヒートショックの現状

 東京都健康長寿医療センター研究所が行った調査では、2011年の1年間で、全国で約17,000人もの人がヒートショックに関連した「入浴中急死」に至ったと推定されました。
 この死亡者は、交通事故による死亡者数の3倍をはるかに超え、そのうち高齢者は14,000人と大多数を占めています。
 長野県内では、平成24年に県警が検視を行った2,467件のうち入浴中の死亡は330件で、12月から2月に42%が集中しています。外気温が低くなる12月から2月は、入浴中に心肺機能停止となる人が多く発生しています。

 

ヒートショックの危険性が高い人

 高齢者は特に、注意が必要です。
 日頃元気な方でも、高齢者は血圧変動をきたしやすく、体温を維持する生理機能も低下しています。
 また、高血圧の方は、血圧の急激な上下運動による低血圧が起きやすく、糖尿病や脂質異常症の方も、動脈硬化が進んでいることがあるため、血圧のスムーズな維持が難しくなっているので、血圧の変化には注意が必要になります。

     高齢者夫婦 

 

ヒートショックを予防するために

 寒い季節は、脱衣所や浴室、トイレなどを暖かく保つことでヒートショックを防ぐことができます。

入浴時のポイント

(1)   脱衣室や浴室を温めておく
 居室内と脱衣室や浴室との急激な温度差をなくしましょう。
 脱衣場を暖房で温めたり、お湯をはった後に、ふたを開けて湯気で浴室を温めておきましょう。
 高い位置に設定したシャワーから浴槽へお湯をはることで、浴室全体を暖めることもできます。

(2)   夕食前・日没前など早い時間に入浴する

(3)   湯温を41度以下に設定し、長湯を避ける

(4)   食事直後・飲酒時の入浴を控える
 
食後1時間以内や飲酒時は、血圧が下がりやすくなるため、入浴を控えまでしょう。

(5)   一人での入浴は控え、家族や周囲の方で声をかけ合い、見守る

※   寒い季節、暖房や断熱改修を効果的に取り入れ、入浴の方法に気を配ることで、ヒートショックを予防しましょう。

             ストーブ       風呂        シャワー

参考資料

参考

 東京都健康長寿医療センター研究所ホームページ

関連リンク

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