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まいぷれ長野イベントレポート

千石劇場で行なわれた映画【東京アディオス】の舞台挨拶に行ってきました♪

主演の横須賀歌麻呂さん

2月8日(土)、千石劇場さんのご厚意で映画、東京アディオスの舞台挨拶へお邪魔できることになり行ってきました。上映後は、主演の横須賀歌麻呂さん(→twitter)、占部房子さん(→twitter)、ゆきおとこさん(→twitter)、監督の大塚恭司さん(→twitter)が登壇されるとのこと。映画について知っているのは【地下芸人である横須賀歌麻呂を主人公に据え、その半生を描く物語】ということだけ!

 

ところで皆さん、地下芸人って言葉を知ってますか?「地下アイドルは聞いたことがあるけど地下芸人は…」っていう人が多いんじゃないでしょうか?ちなみに私は知りませんでした。いったいどんな作品なんでしょうか?

まずは千石劇場の紹介から

1950年に開館した千石劇場。今年でなんと70周年!長野駅前で唯一の映画館で、スクリーンは全部で3つ。評判の高い作品、特徴のある邦画・洋画やミニシアター系の作品など数多く上映しています。

2月8日現在のラインナップ。東京アディオスは左下のポスター。

館内では台風被害のチャリティーTシャツも販売しています。

さすが今年で70年を迎える老舗映画館。歴史を感じます。

シアター2前の休憩場所。なんか落ち着く。

男子トイレ(撮影許可いただきました)。3つ並んだところがなんかカワイイ!男子3人並べるんでしょうか?

さぁ待ちに待った上映が始まります!

上映は2階の2番スクリーン。

どんな映画なんでしょう、ワクワクします。

以下、作品のさわりをHPから抜粋。

舞台は東京、全く売れない芸人たちだけが生息する「お笑いアンダーグラウンド」。そこで、「地下芸人の帝王」と呼ばれる横須賀歌麻呂は、日夜過酷なバイトと全く金にならないライブでの新ネタ作りに追われていた。彼の創作の原動力は、とにかく客を笑わせたいという本能と、絶好調のライブに必ず現れる一人の女性客。彼女の励ましによって、横須賀は単独ライブの大成功を強く決意する。しかし、彼を取り巻く現実はあまりにも過酷だった。やがて横須賀は肉体的にも精神的にもボロボロの状態に追い詰められる。現実と幻想、愛と暴力、破滅と救済、あらゆる矛盾を脳内に抱え込む横須賀、その創作活動は狂気と妄想に取り憑かれていく…果たして、彼を救うものは現れるのか!?

横須賀歌麻呂の決め台詞、「OK、サンキューサンキュー、アディオス!」から始まった映画は、、、横須賀の芸風である下ネタをふんだんに盛り込んだ、なんだかスゴイ映画(この映画はR15+)でした…。

 

ネタバレしないようにお伝えすると、下ネタに全てを捧げた芸人・横須賀歌麻呂の波乱万丈な生き方にスポットを当て、単独ライブ成功に向けての日々を描いています。そこに登場する横須賀の女性ファン、柳ゆり菜さんが魅力的!あと、横須賀の賃貸アパートを管理する不動産屋さんで登場する玉山鉄二さんが、とってもいい味だしています。ほかにも村上淳さん、コムアイさん、占部房子さんなど、とにかく出てくるキャラクターひとり一人が魅力に溢れていて、この辺りを見るためだけでも、足を運ぶ価値は十分にあると思います!

 

ちなみに私の個人的な感想は、下ネタ×愛情×友情×悲哀×感情の爆発=東京アディオス!

 

詳しい内容はページ最後にリンクを貼っておくので、ぜひ劇場に足を運んでみてくださいね。

そして上映後、舞台挨拶がはじまりました!

ゆきおとこさん登壇(映画にはあまり出てこないけど、地下芸人のレジェンドとして紹介されてました)。しばらく一人トーク。さすがレジェンド!お客さんを飽きさせません。しばらくして「アレ?ほかのみんなは?」と思っていたら、

しびれを切らした横須賀歌麻呂さん、占部房子さん、大塚恭司監督が登壇!(左からゆきおとこさん、横須賀歌麻呂さん、占部房子さん、大塚恭司監督)

撮影中、横須賀さんは大塚監督の家のすぐ近くにゲストハウスを借りて、一緒に撮影に行って一緒に帰ってくる毎日だったそうです。あと横須賀さんは現在、官能小説執筆中とのこと。毎日下ネタを考えている人はどんな官能小説を書くのでしょうか。とても気になります。

映画・ドラマ・舞台で活躍されている占部房子さん(劇中では横須賀さんの妹役)。劇中に出てくる下ネタの意味を監督に熱心に聞いて、理解して、役に臨まれたということでした。

大塚監督はTVの世界で活躍されている方で本作が初映画監督作品。「この作品はただの下ネタ映画では無く、いろいろな意味が込められています」とのこと。実際に映画を見て、確かにそれは感じました。

登壇された皆さんから長野の皆さんにコメントをいただきました!

大塚監督:多面的な視点から日本の問題を網羅的に映していると思います。そんな思いを詰め込んだ世界観にしました。何回見ても楽しめる、そんな映画になったと思います。

 

横須賀歌麻呂さん:この映画を機会に、長野の皆さんに地下芸人っていう存在を知ってほしい!

 

占部房子さん:私が普段生活している新宿にも、昔は千石劇場みたいな映画館っていくつもあったんですけど段々無くなっちゃって。千石劇場と東京アディオスの世界観って似てるなと思うので、この劇場でこの映画を見られる長野の皆さんがうらやましいです。ぜひ劇場で見てください。

 

ゆきおとこさん……に聞こうとしたところで時間切れ。ゆきおとこさんスミマセン^^;

皆さんコメントありがとうございました。千石劇場は今年で70周年。この劇場でこの映画を見るっていうことに意味があるのかもしれませんね。

 

それでは、OK、サンキューサンキュー、アディオス!!

 

東京アディオスHP

千石劇場HP

2020年の今、こんな場所はなかなかありません。


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※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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