今回、訪れた【Taverna Punto（タベルナプント）】さんは、関西のイタリアン名店で修業をされたオーナーが、その後長野に気候風土が似ている北イタリアに渡り研鑽をつみ、2012年８月に市役所近く、昭和通りにオープンしたこじんまりとしたイタリアンの店です。

店内はジャズが小気味よく流れ、壁に書かれたサインに知った名前はないかと見つけながらオープンキッチンで腕をふるうシェフと奥様の人柄の温かさを感じ、洒落たランチタイムに期待が膨らみました。

「タベルナ」とは、イタリアで気軽に入れる居酒屋のような店とのことだそうです。編集部に戻って店名を伝えると、「飲食店なのに『タベルナ』♪」という親父ギャグが返ってきました。期待を裏切りませんね。

今日はドルチェつきの贅沢メニューをいただきます！

サラダはざっくりとちぎったレタスに程よい塩気の生ハム。そして珍しいビーツの赤が目と味をひきつけます。添えられたフォカッチャの塩気を味わいながら、次は、一日６皿限定のラザニアをいただきました。新鮮なほうれん草とスィートコーンと自家製ミートソースがもっちりパスタとチーズでミルフィーユ状に焼き上げられ、冬の日差しにマッチする優しい味わい。仕上げは、すっきりしたコーヒーと自家製ドルチェの４種の中から、ヘーゼルナッツペーストを入れた濃厚なチョコレートケーキをいただきました。ケーキにおしゃれにそえられた濃縮バルサミコ酢の酸味が新鮮で、ナイスマッチングでした。

おしゃれな内観と、気さくなオーナー夫妻。窓からは街路樹の緑がきれいに映えていて、お料理とともに贅沢な時間を過ごしました。

ごちそうさまでした♪