今回は、「高校時代を過ごした思い出の善光寺界隈の風景を残していきたい」と東京から長野にＵターンしたオーナーさんがいる、長野市岩石町の一角にある趣のある建物の喫茶と古本のお店「大福屋」さんにお邪魔しました。

１階は古本スペースで、２階に喫茶スペースがあり、ランチタイムは「成満堂」と名前を変えて営業しています。

ランチ定食は４種類。今回は、「ロースかつ定食」をいただくことにしました。

とんかつと一緒に、大豆本来の味がしっかりと味わえる末広屋江口さんのお豆腐と、優しい味の油揚げのお味噌汁。そしておかわり自由の七分づきのコシヒカリがお膳で運ばれてきました。

とんかつはレアでふっくらとした蒸し豚を食べているようです♪

美味しさの秘訣を聞いてみると、冷蔵庫から出した豚肉を常温に戻したあと、衣を薄くつけて高温の油で揚げ、肉がレアの頃合いを見計らって油から取り出し、衣から入る熱でお肉を蒸すのだそうです。

なるほど。油で揚げているのにお皿に敷かれた経木に油がにじんでいなかった理由がわかりました。

岩塩とソースが添えられていますが、まずは何もつけずにお肉の味を味わってみてください♪

「大福屋」さんは、２棟の古民家がひとつにつながっている珍しい造りの建物で、店内は下宿や魚屋を営んでいた頃の古い食器棚や机、本などが残っていて懐かしい雰囲気を味わえます。

「夜ごはんタイム」も始まったので、そちらもぜひ味わいに行きたいです！

ごちそうさまでした♪