長野市豊野町の国道18号を入った新幹線高架橋下にある、緑に囲まれたログハウス風の外観の『しじゅうから』さん。

入口の手書き文字とアジサイ・アナベル、豊富なハーブの類の植栽が隠れ家風を醸し出し、ドアを押すとやわらかなジャズが流れる木の空間。

マスターは脱サラして、喫茶店だったオーナーからお店を受け継いで６年ほどだそうです。

グリーンカレーとイエローカレーの【定番カレー２食盛り】（サラダ付き）をいただきます。

高山米に黒米、おし麦を混ぜて炊かれたピンクのご飯（健康的！）と食べやすく細めにカットされたたっぷり野菜のサラダがワンプレートで。カレーは別の器で2種類。サキべジでいただきました！

グリーンカレーの具はキノコとナスとチキン。一口目に辛さガツーンと来ますが、サッと引いて後味は爽やか。イエローカレーはジャガイモとチキンがごろっ、もちっという感じで存在感をアピール。ジワジワ辛さを感じさせてきます。どちらもルーというよりスープカレーです。マスターの体を思う優しさから、油を使わずココナッツオイルで調理されているので胃に重たさが残りません。

マスター夫妻のおもてなしが、心もお腹も満たしてくれる食事処です。

お土産にしたテイクアウトの郷土食「にらせんべい」は、マスターの創業時からの看板メニューだけあって、にらの香りとはさまれた甘味噌が懐かしくおいしかったです。

マスターの奥様が店内の工房で作られるケーキ、焼き菓子もあり、郷土、自然、健康、安全が見える食を大切にされているのを感じました。

ごちそうさまでした！