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まいぷれ長野の少し役立つコラム

こども食堂のおばちゃんのコラム

鏡餅奉納と“いただきます!”の意味知っていますか?

信州こども食堂は、平成29年12月、浅川の長福寺さんからお声をかけていただき、餅つきと鏡餅の奉納を体験させていただきました。

 

当日は12月というのに青空が広がりポカポカ陽気でした。日頃の子供たちの行いがとても良かったおかげかな?!

臼と杵で本格的に餅つきをしました。子供たちは代わる代わる杵を持ち、とっても楽しそう。最後は大人が仕上げました。

 

その餅で鏡餅を作り、本堂で奉納を行いました。春の田植えから梅雨、真夏、秋の収穫まで人々が精魂込めて作ったお米を炊き、ついて鏡餅を作る。1年の感謝と来年の豊作の祈りを込めて仏様に奉納する。日本の大事な伝統行事です。

 

鏡餅が丸いのは、丸く円満な人間の霊魂をかたどっているという説もあるそうです。

ついたお餅は、あんこやきな粉、のり餅にして皆で大声で“いただきます”と唱和しておいしくいただきした。おなか一杯になったところで、長福寺の小宮山住職から貴重な法話をお話いただきました。

 

私たちは日頃何気なく“いただきます”と言いますが、本来の意味を知っていますか?

肉や魚、野菜や果物にも本来命があると考えられています。私たちはそうした命あるものから、その命をいただいて生かされているという感謝を込め“いただきます”と手を合わせるのです。

ただ目の前にある食べ物をいただくから“いただきます”ではなく、すべての食材の命をいただくのです。これからは“いただきます”と言うとき、ちょっとこの話思い出してみてください。心持ちが変わるかもしれません。

 

小宮山ご住職夫妻、地域のボランティアの皆様本当にありがとうございました。皆様の子供たちへの暖かな眼差し、きっと子供たちの心に届いたと思います。

信州こども食堂では、“食べる”ことを通じて日本の伝統文化を子供たちに伝え、受け継いでいってもらいたいと思っています。2月には箱膳を予定しています。

鏡餅の奉納

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