まいぷれ長野の少し役立つコラム
実を言いますと、レイアウトにトンネルを作るのはこれが初めてでありまして…。
「だ、だいじょうぶなんですかっ?」
「やってみねばわからぬではないかっ!」
山やトンネルの作り方には、山の高さや面積、トンネルの長さなどに応じていくつかの方法がありますが、ここでは、スタイロフォーム(※目の細かい発泡スチロール)を積み上げて作っていくことにしました。電車が通れるだけの高さまで積み上げて、さらにその上にふたをする感じです。
1枚1枚のスタイロフォームは、等高線に沿って切り出すイメージです。そして、それぞれを重ねた上で、なだらかな斜面になるように削っていきます。
山すそが、もっとゆるやかに広がっているようにしたかったです…。お椀をひっくり返したようで不自然ですけど、スペースの制約もあり、致し方ありません。代わりに、カッターでV字型の切りこみを何本も入れ、崖を表現してみました。見事な断層崖(ダンソウガイ)ですね!
次に、アクリル絵の具を使って地面を塗っていきます。
アクリル絵の具は、いろいろなものに塗れるところ、乾くとつや消しになるところが気に入っています。
地面=土=茶色だからといって、茶色一色に塗らないのがポイントです。
このトンネルの山では、黒をベースに、緑、茶色、赤、黄色を混ぜ合わせて塗りました。緑を多めにして塗ったり、赤や黄色をちょっと混ぜてから塗ったり、微妙なニュアンスをつけて塗り重ねています。乾かないうちに次の色を塗ると、下の色と自然なグラデーションになっていい感じです♪
崖は、まず暗い灰色を塗りまして、次にほとんど白に近い灰色を筆にとり、カサカサになるまで紙でぬぐいとってから、崖のかどっこ部分を中心に色を乗せていきました。でこぼこした部分のハイライトを強調する、ドライブラシという塗り方のつもりです。
このあと山の表面には、情景製作用の緑色のスポンジをちぎって貼って、木々が茂っているようにしていきます。ですので、色を塗ったところは全部隠れちゃうんですけどね。それなのに塗ったのは、もしそのスポンジがはがれたときに、スタイロフォームの地の色が見えてしまうと恥ずかしいから…。
地面づくり、まだまだ続きます!
デハ!
**以下おまけ♪**
1〉スタイロフォームの切れ端。これを、ちょっとした丘にします。
2〉角を落としてなだらかにしていきます。
3〉さらに削ったりして、地形らしく見えるよう整えます。
4〉草地、岩盤などをイメージしながら、アクリル絵の具を塗っていきます。
5〉ドライブラシで仕上げます。
楽しいナァ♪
長野市屋島3300
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