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まいぷれ長野の少し役立つコラム

〈ながでんの電車が走る〉Nゲージ(R)レイアウトを楽しくつくろう!

第8回 生っぽくていいか?の件 ~塗ってリアルに見えると嬉しい♪~

今回は、もともとグレーのプラスチックなのに、なぜわざわざ同じような色を塗るのか?についてお話ししたいと思います。

上の写真ではちょっとわかりにくいですが、買ってきたままの状態(左側)はツルツル、つやつやしていて、プラスチック感丸出しです。これを「生っぽい」と言ったりします。

 

もちろんこのままでも、実用上何の問題もありません。

でも、やっぱり気になります…。どうしてもおもちゃに見えてしまうので、この生っぽさをなくすために、ぜひ塗っておきたいのです!

 

Nゲージで使う塗料は、つや消しが基本です。マットな仕上がりになりますから、プラスチック感、生っぽさはなくなって、ずっと落ち着いた感じになります。

色を塗るのではなく、つや消しトップコートという透明な塗料を吹きつける方法もあります。これだけでもつやは抑えられて、印象がよくなると思います。

もう一つの理由は、実物の質感や材質の違いを、色や塗装の仕方で表現したいからです。

 

上の写真は、トンネルの入り口になるパーツです。

製品そのものに、すでにコンクリートっぽい塗装がしてあるのですが、あえて、黒→暗いグレー→明るいグレーの順に塗ってみました。

 

明るいグレーを塗るときに、パーツとスプレーの間を広めにとって、ふわっふわっと少しずつ、まぶすように吹きました。奥まったところ、すみっこには黒や暗いグレーがほんのり残るように、全体には明るいグレーがまだらな感じになるように、という仕上りを目指しました。

 

こうすることで、コンクリート感が出ることをねらったのですが、さていかがでしょうか…。

 

「買ってきたままでもいいのではないかと…」

「効果の感じ方には個人差があります…」

 

いなか側の駅のホームは、ホームの上面と側面を違う色で塗り分けました。

 

まず、ホームをひっくり返して黒を塗り、次に上面を暗いグレーにしました。上の写真は、側面を塗る前に上面をマスキングしているところです。そして、側面に明るいグレーをまぶしました。

 

乾かしてから、マスキングテープをそーっとはがしていくと…♪

上面はアスファルト、側面はコンクリートでできている(だろう)というイメージです。どう?

立体感や重量感も出てくるように思います。ここに早く、列車待ちのお客さんをたくさん並べたいです♪

 

「やっぱり…メ、メンドくせー」

「そ、そうスか…」

 

ひと手間ふた手間かかろうとも、塗ってリアルに見えると嬉しい、ただそれだけなのです。

手間をかけたりこだわったりした分、できあがったときの作ったぞ感、やりきったぞ感が断然違ってきますのでね。

なお、前回錆びた感じを出したかった架線柱には、さらにこげ茶色を吹きつけてみました。このあと、碍子の部分を白く塗るつもりです。

 

「いいんですか?! こんなに錆びてて!」

「怒られちゃいますかね?…長電さんに」

 

缶スプレーを使った塗装について、2回にわたりお話ししました。

これから寒くなって、しぐれたり、ましてや雪が降るようになったら、外で塗装することはできません…。そのときは、また別の方法で色を塗るつもりです♪

 

デハ!

まいぷれ長野編集部

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