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まいぷれ長野の少し役立つコラム

Living with アロマ


「香り」も過ぎれば「害」になる

 

今年の夏、日本消費者連盟によって【香害110番】が設置され話題になりました。

 

芳香柔軟剤・消臭スプレー・制汗剤などの強い合成香料により、生活に支障をきたすほど体調を悪くする人が増えてきたため、その相談窓口が7/26と8/1の期日限定で開設されたのだそうです。

 

香りというと「おしゃれ」「気持ちいい」「安らぐ」など良いイメージがありますが、過剰になって【害】になってしまうのでは困りますね。

苦情が多いと言われる柔軟剤などは、適正な量で使用することが一番ですが、製品の香り自体が強くなっているようで、ちょうどよい加減というのが難しくなっています。

 

そこで今回は、手作りの柔軟剤&リネンウォーターをご紹介しましょう。

 

手作り柔軟剤

以下のレシピで300ccの柔軟剤ができます。

精製水、クエン酸、植物性グリセリンはドラックストアで売っています。 

 

材料

精製水:300cc

クエン酸:大さじ3杯

植物性グリセリン:大さじ3杯

瓶容器

プラカップ

 

1.プラカップ植物性グリセリン大さじ3杯を入れ、クエン酸大さじ3杯を加えて溶きます。

2.ここへ精製水50ccを入れ、よく混ぜてから瓶容器に移します。

3.残りの精製水瓶容器に入れ、よく振り混ぜます。

 

以上で終了。1回の使用量は30ccが目安です。とっても簡単ですね。

ここに精油(アロマオイル)を入れて、自分好みの香りにしたい!という場合は、1回ごとに好みの精油を6~10滴ほど加えてください。

ただし天然の精油は合成香料とは違って、直射日光に長く当たると香りが飛んでしまうので気をつけてください。

 

でもやっぱり香りがほしいという方は「リネンウォーター」はいかがでしょうか?

乾いたあとやアイロン掛けの際に霧吹きで使用します。

(故障の原因になりますのでスチームアイロンには使わないでくださいね)

 

雨の日の部屋干しには、洗濯物が濡れているうちにスプレーしておくと雑菌の嫌な臭いが防げます。

 

リネンウォーター

できあがり量は100ccです。

 

材料

精製水:90cc

無水エタノール:10cc

精油:20~30滴

スプレー容器

 

1.スプレー容器エタノール10ccを入れ、そこへ好みの精油20~30滴を加え、振り混ぜます。

 おすすめ精油:ラベンダー・ローズゼラニウム・ティートリー・ユーカリなど。

 (注)オレンジやレモンなどの柑橘系の精油は色があるので、染みになることがあります

2.1に精製水を入れ、よく振って混ぜます

精油が分離することがあるので、使う前によく振ってからスプレーしてください。

 

このリネンウォーターは、カーテンやリビングのソファにスプレーして、部屋の臭い予防にも使うことができますので便利です。

 

毎日を心地よくしてくれる香りですが、合成香料の強さに慣れすぎて【香害】になっていないか、手作り品を使ってみることで、一度チェックしてみるのもよいかもしれません。

Y-Breeze(ワイ ブリーズ)

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