まいぷれ長野の少し役立つコラム
前回紹介したウェルカムボードレイアウトは、60×45cmのコルクボードの上に作っています。
コルクボードは、ホームセンターや文具店で売っているものです。
コルクの見た目や質感が、そのまま地面に見立ててもいい感じ♪と思っているので、僕はレイアウトのボード(基盤)として、これをよく使っています。
残念ながら、このウェルカムボードレイアウトで、「ゆけむり」や「スノーモンキー」を走らせることはできません…。カーブが急すぎて、模型の構造上曲がりきれないからです。ちなみに、このウェルカムボードレイアウトでは、TOMIX製品の半径177mmというカーブレールを使っています。
レイアウトは、走らせて楽しむことが目的なので、車輌が走れなければ元も子もありません。
「ゆけむり」や「スノーモンキー」を走らせるためには、TOMIXのレールの場合、最低でも半径243mmというカーブレールを使うことになります。
なお、写真右側の銀色の電車は、模型としての構造上半径140mmのカーブまで走ることができますが、これほど急カーブだと、車輌間の折れ曲がり角度が大きく、車体が線路外に大きくはみ出すのでカッコ悪いです…。
というわけで、このコラムで制作していくレイアウトは半径243mmのカーブレールを使い、その半円の間に直線を組み込むことにして、これが収まるように、レイアウトのサイズを90×60cmにしたいと思います。
「あのぉ…レールの配置はこれだけですか?」
「ええ、そうなんです…」
「もうちょっと大きいサイズのほうがよくないですか?」
「さあ、そこですよ!」
第2回で、もしタタミ1畳分の広さを使えるとしたら…ということをお話ししました。確かに、このくらいのスペースがあれば十分「運転」を楽しめます。
もし、家の中で、タタミ1畳分ほどのレイアウトを常時置いておける場所を確保できるのなら、ラッキーです。僕は…無理です…。また、家の中に置く以上、家族の理解は欠かせませんね。
「うちも…無理です…」
「あきらめないで!」
コンパクトなレイアウトなら、置いておける(もしくは、しまっておける)スペースを捻出できると思います(捻出しましょう!)。そして、「ワァ~♪すごーい!」と言ってもらえるような、魅せるレイアウトを作りましょう!
「運転」は、その都度部屋を片付けて、レールをつなげて広げて楽しむことにして、レイアウトでは、限られたスペースの中にレールをたくさん敷きまわすよりも、魅せるための「情景づくり」に力を注ぎたいと思います。
なお、「一人でも(多分)持ち運べること」「自分の車に(おそらく)積めること」も、90×60cmというサイズにした理由です。
この、長野市まいぷれ町レイアウトは、45×30cmのコルクボードに作っています。そして、カーブレールの半径は103mmです。
大きくなくても、楽しいレイアウトは作れます♪
さて次回は、ボード(基盤)の材料のこと、そしていよいよ、どんな情景のレイアウトを作りたいか、についてお話しできればと思います。
デハ!
長野市屋島3300
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