地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、長野の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

長野の地域情報サイト「まいぷれ」長野市

まいぷれ長野の少し役立つコラム

こども食堂のおばちゃんのコラム

災害ボランティアの皆さんのための炊き出しをしました

令和2年1月12日(日)、「輪っと集まれ!中高生・若者ほっとキッチン」は、柳原支所で災害ボランティアの皆さんにお汁粉の炊き出しを行いました。長野市ボランティアセンターからお話をいただき、災害ボランティアの皆さんに喜んでいただけるならと協力させていただくことにしました。

 

昨年12月、アグリ長沼で農業ボランティアの皆さんへフォーガーの炊き出しを行った経験を基に、温かくて喜んでもらえるものを!と頭をひねり意見を出し合いました。豚汁という案もありましたが、炊き出しの定番で比較的どこでも出されているようなので、ちょっと変わったものが喜ばれるのでは・・・ということで季節感を取り入れお汁粉に決めました。

 

ボランティアの皆さんは朝、柳原支所で受付けをした後、シャトルバスで各被災地へ作業に向かいます。15時頃まで作業をし、またシャトルバスで柳原支所に戻ってきます。今年は例年になく穏やかな冬と言われますが、それでも信州の冬は寒く、午後2時を過ぎるとグンと気温が下がってきて体が冷え込んできます。

 

12日は令和2年になって2回目のボランティア作業日で、270名の方が受け付けされました。県外からも多くのボランティアさんがいらして、今日で5回目という方もいらっしゃり、本当に頭が下がりました。作業を終えてクタクタで戻ってきたボランティアさんたちに、甘くて温かいお汁粉を振る舞いました。

 

お餅も一口大に切り分け、食べやすく工夫しました。お汁粉は珍しかったのか、お替りする方が大勢いて、用意した甲斐があったというもの。お餅の大きさも適度で食べやすかったと好評でした。そんなボランティアさんたちの言葉に私達の方が元気をもらいました。また、ほっとキッチンに毎回果物を提供してくださる福田青果さんに無理を言ってお願いし、ミカンとバナナを2箱提供していただきました。あんこは、宮下製餡店さんにお願いし、安くて美味しいあんこを作っていただきました。お汁粉とバナナとミカン、チロルチョコと皆さん美味しそうに食べてくださいました。

ボランティアセンター調理室で下ごしらえをし、大鍋に入れて運びました。現地では持参した卓上コンロで温め直しスタンバイ。衛生面には特に気を使いました。

お餅は少々硬めに電子レンジで処理し、発泡スチロールに入れて硬めの柔らかさを保ち現地に運びました。当日朝、ボランティアセンターの調理室に集合し餅の柔らかさを決めました。皆で意見を出し合い、調理時間は1分40秒。柔らかすぎず硬すぎずで、ちょっと硬さが残る程度に決定。

発泡スチロールに詰めた餅

ボランティアさんが被災地区での作業を終えて受付のある支所に戻って来るまでに準備を終了。炊き出し班は17名になりました。この後、どっと押し寄せて大盛況になりました。

「輪っと集まれ!中高生・若者ほっとキッチン」の常連さん、中学生とベトナムの若者も手伝ってくれました。強力なスタッフたちです!!

お汁粉を頬張りながらボランティアさんたち、楽しそうにおしゃべりしていらっしゃいました。記念撮影をされているグループもあり、和気藹々の雰囲気でした。新たな絆が出来たのか、最後に「また会いましょう!!」と手を振って別れる光景も。見ている私たちまで心が温かくなりました。

 

次回は1月26日(日)、赤沼公会堂で珈琲店「モカ」のマスターが本格コーヒ―を淹れてくれます。先着70名。是非立ち寄って本格珈琲を味わって疲れを癒してください。お待ちしています!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

長野市で中高生・若者(10代)を対象としたこども食堂を運営しています。

こども食堂への疑問・質問を受け付けていますのでお気軽にどうぞ♪

 

こども食堂への質問はこちらから♪

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

輪っと集まれ!中高生・若者ほっとキッチン・無料学習塾

こども食堂(中高生・若者対象)

子どもも大人も思わずニコッ! 食事には不思議な力があるんです

長野市南県町688-2 長野県連合婦人会館2階(事務局)

この記事に関するキーワード

PICK UP 長野のお店 ~学ぶ・スクール~