まいぷれ長野の少し役立つコラム
(写真:MillaF / PIXTA)
皆さんこんにちは。日一日と秋が深まり冬の足音がそこまで来ているように感じる今日此の頃です。先日の台風で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。私自身も被災し、何とも言えない気持ちに苛まれているところです。お年寄りや小さいお子さんがいらしゃる方はどれだけ不安だったでしょう。一緒に一歩ずつ前に進んで行きましょう。
今回は、ニュージーランド(以下NZ)の子育て事情についてお送りいたします。つい先日までラグビーのワールドカップが開催されており、NZチームが試合前にハカを踊る姿をご覧になった方もいるのではないでしょうか?実は、少し前にそのNZに保育の視察に行く機会がありました。
「何でNZなの?」と思われる方が多いと思います。本当にそうですよね。実は、NZという国は保育の考え方がとても整っており、保育業界では大変注目されている国です。
NZには先住民としてマオリ族という方々が住んでいます。ハカを踊る民族です。そこに、白人の方々がやってきて今に至るわけですが、一時期マオリの文化も言葉も無くなりそうになったことがあるそうです。しかし、マオリ族の先祖子孫に対する考え方が見直され、その中で子ども達に対する教育がとてもいいということで、『ティファリキ』(→google検索)というものが作られました。
この『ティファリキ』を基に各保育園、幼稚園、学校の方針が統一されています。内容については割愛させていただきますが、『個』をとても大切にしているということを感じました。誰とも比べることがなく、『この子の人生の中のどの部分にいるか』という判断をしていきます。
そして『ティファリキ』に書かれている分野に対して『こういうことができている』という風に考えていきます。
とても印象的だったのは、それぞれ個性があり得意分野も違うので、得意なところを伸ばしてあげようという考え方でした。例えば小学2年生の子で、書くことと読むことは得意だけど計算は苦手な場合、書くこと読むことは3年生のみんなと勉強しましょう。でも計算は1年生で、という感じになります。
誰もそれをダメだとか恥ずかしいことなどとは思わず、それがこの子だから得意なところをもっと伸ばしてあげたい!という感じでした。
そのせいか、みんな伸び伸びしている!子ども達だけではなく大人も!
『みんなで』ということも大切だと思います。ただ、時代とともに日本もそのあたりの考え方を少し変えていかないと、子どもも大人も苦しくなっていく一方なのかなと感じました。
次回はもう少しNZ事情をお伝えしたいと思います。
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